2023年秋の面接対策雑感と内定獲得コース早期増量キャンペーンのお知らせ
■もくじ(クリックでジャンプします)
前回の記事とかPodcastの配信ですが、ちょっと内容に不正確なところがあったりして、一旦非公開にしたんですが、その後ちょっと忙しすぎて再公開できませんでした。もう時機を逸したので再公開はしないのですが、そのせいで、前回の更新から長い時間が空いてしまいました。
今日は、最初に、今年の秋にかなり忙しく皆様の対策を行っている中で、感じたことを取りとめもなくお話するとともに、後半ではキャンペーンのお知らせをさせて頂こうと思います。
2023年秋の面接対策
弊社の対策の中での話に過ぎませんが、なんとなくの傾向をお話しようと思います。
公務員試験の民間企業等経験者採用が多い
今年は公務員試験の面接対策で利用される方が多く、特に、いわゆる「民間企業等経験者採用」、あるいは「社会人経験者採用」と呼ばれる採用枠で受験されている方が非常に多かったです。現在も進行中です。
このような採用枠は過去20年ぐらいの間にかなり採用数が増えました。昔は年齢制限で受けられなくなってしまう自治体がほとんどでしたが、今は多くの自治体、あるいは省庁がこのような枠での募集を行っています。年齢制限などの枠もさまざまで、59歳まで受けられる自治体があったり、年齢層別に細かく区分を分けている自治体もあります。過去には経験者枠の採用を行っていなかった自治体が新規に募集を始めることもあります。
昔は、募集が少ないこともあって公務員への転職という選択肢は一般的ではなく、あっても少ない採用数に応募が殺到して難易度が高かったり、経験者論文などの少し難易度の高い試験があったりして、気安く受験できる感じではありませんでした。しかし現在は、ある程度の職務経験を持った人が、「民間企業等経験者」、「社会人経験者」といった枠で複数の自治体を併願できるようになっています。
また、採用数はあまり多くはないものの「就職氷河期世代」対象の採用試験も多くの自治体で行われています。こちらは、概ね受験資格に職務経験を問わないので、受験自体のハードルは一層低くなっています(合格難易度は別ですが)。これは民間企業等経験者枠などとは、募集の趣旨が異なっていますが、受験機会が広がっていることは確かです。
自治体によっては、積極採用の姿勢を示し、筆記試験の要求レベルも高くないことも多いので、関心のある自治体があればチェックしてみると良いでしょう。試験の実施結果をみると、地方の自治体では、かなり低倍率の枠もあります。
職務経験のアピールではプロセス・行動の説明が重要
さて、公務員試験に限ったことではないのですが、一定の職務経験を前提に面接で評価される場合には、自らの経験・能力・スキルをアピールできるかどうかが評価の大きなポイントになります。そして、多くの方は、職務経験の中で「私には○○の力がある」と考えていることがあると思います。ただ、「○○の力がある」ということを面接官に理解させるためには、伝える方法が大事です。
「□□の結果を得ました」というのは成果の表現としては間違っていませんし、それを定量的に表現(例:前年比120%など)できればそれなりの説得力にも繋がります。定量的にアピールするというのは非常に大事なことです。しかし、それだけだと結果を得るために「あなたがどう貢献したのか」がわかりません。その結果は、たまたまだったのかもしれないし、本当は他の人の力が大きかったかもしれません。もしかしたら数値そのものが嘘かもしれません。面接は自己申告された情報で判断をしているので、常に「嘘」はつきものといっても良いのですが、面接官がリアリティを感じたものだけが評価に繋がります。リアリティを感じるのは、「結果」ではなく「プロセス」の説明です。「顧客にこういう話をした」、「自ら出かけて行って●●について交渉した」といったこのプロセス内におけるご自身の行動を伝えることが大切です。そのためには、皆さんが思っているよりももっと具体的な話、解像度が高い話が必要です。
もちろん、際限なく話し続けるわけにはいきません。長すぎる回答はそれ自体、悪印象につながるので要注意です。限られた時間の中で、解像度の高い話をコンパクトに話せるかは勝負のポイントだといえるでしょう。
ただ、これが最初からできている人はほとんどいません。そこで、面接官は更問を通して理解を進めようとするのですが、更問に対しても抽象的、漠然とした回答をする人が少なくありません。これは説明能力の問題というよりも、「具体的に話すべきだ」ということを理解していないことに起因しています。
こういう部分に対して気づきを得て頂き、しっかり対策してただくことで、職務経験で身に付けた力を十分にアピールできるようになります。
専門職・技術職の方も多い
看護師をはじめとする医療系の専門職や、福祉に関する専門職、プログラマーやエンジニアなど、専門的な知識技能を有している方の転職活動も多く支援させて頂きました。
医療系の専門職では、医療法人、あるいは地方自治体運営の医療機関や施設などへの転職活動となります。福祉系は民間と公務員が半々ぐらい、プログラマーやエンジニアについては民間企業です。ただ、最近は地方自治体でも職種としてICT枠やデジタル枠を設けているところもあり、そういうものにエントリーしている方もいます。
「できる」だけでなく「したい」が重要
特定の専門分野に関する職種の場合、「採用されて何をするのか」は自ずとはっきりしているだろうと考えている場合が多いのですが、実際には「何をしたいのか」を深く問われることが多くあります。現実には与えられた仕事をこなすことが中心になるとしても、採用の段階では、「あなたはこの組織に来て何を実現しようとしているのか」について明確なものを求められることは少なくありません。しかし、これも最初からしっかり答えられる人はあまり多くありません。「できる」という話はできても、「したい」という話になるとうまく答えられない人は多いのです。しかし、「したい」というのは、志望動機にも関わっていますし、キャリアビジョンとも密接な関係にあります。「なぜ志望しているのか」、「どんなキャリアビジョンの中で応募してきたのか」をクリアに話せることは、面接官を納得させる重要な要素であるといえます。
他社との関係の結び方も重要
また、専門的なスキルをアピールするのは当然として、他者との関係の結び方についてもアピールが必要だと知っておかなければなりません。多くの場合、採用側は専門性が高ければ良いと思っているのではなく、周囲と協調できる、他職種とうまく連携できる、場合によっては顧客と信頼関係を結べるといったコミュニケーションについての要求レベルが高い場合もあります。ポジションによってはマネジメントも求められます。こういった部分をアピールすることが苦手な人が比較的多いので、過去の経験をお聞きしながら、どうアピールするのか一緒に作戦を練っています。
インターンシップや新卒就活のご相談も
今だと2025年卒の就活の一環で、夏のインターンシップ、秋、冬のインターンシップへのエントリーに関する支援が多くあります。インターンシップの志望動機や自己PRなどを提出しなければならない際に、添削を利用する人が多くいます。インターンシップからそのまま早期選考のエントリーに繋がっているような企業もありますし、早期選考でなくても、本選考でのアドバンテージなる場合もあるので、あまり気は抜けません。ただ、これから始まる長丁場の就活にそなえて、練習的にトライするということも多いので、対策では今後にも役立てて頂くようなアドバイスを意識しています。
だいたいの場合、企業研究が疎かであるか、自己分析・経験の棚卸が不十分であるか、あるいはその両方なのですが、短期間の対策でツボをおさえることができる人も多く、早めに大事な点を理解してもらうことができれば、その後はうまく進むことが多いように思います。
難易度が高いという自覚のある方は内定獲得コース
ご自身の自覚として少し背伸びをして高レベルの就職先にチャレンジしている人、あるいは転職においてスキルマッチが不足しているため成功率が高くないだろうと考えている人、また公務員試験で競争倍率がかなり高く属性的にあまり有利でないという自覚がある人、こういった方々が、弊社の内定獲得コースを受講してくださっています。
このコースの良いところは、十分な添削や模擬面接が含まれているので、長いスパンで準備を積み上げていき、面接力も一気にではなく階段を上るように着実に向上させることができる点です。模擬面接を「面談」に使うこともでき、講師と詳細について相談をすることもできます。面接回答について、ご自身の背景事情、ご自身の希望、過去の面接官の反応、講師の意見その他諸々を考慮しながら、最も効果的で、最も自信が持てる回答に仕上げていくということもできます。
随時ラインで相談できるのも好評です。やはり難しい選考試験に挑んでいると、時にはテンションが下がったり、モチベーションが上がらない局面もあります。そんな時は講師にメッセージを送れば、状況を十分に理解した講師が、よくよく耳を傾けた上で、前向きになれる考え方を提示します。
内定獲得コースの宣伝みたいになってしまいましたが、難易度の高いチャレンジに長期間寄り添うので、やはり思い入れは生じるというものです。
【11月23日まで】内定獲得コース早期増量キャンペーン
この度、メンレンVでは、内定獲得コースの早期増量キャンペーンを下記の通り実施いたします。
今すぐ対策を開始したいという方はもちろん、開始時期はもう少し先が良いとお考えの方にも、模擬面接回数と添削単位数を増やしてご対応します。実際に受けてみるとおわかりいただけると思いますが、「何回も練習できる」、「何回も面談で相談できる」、「何回も添削を受けられる」という安心感はとても大きいと思います。ぜひこの機会にお申し込みください。
記 | |
■特典対象コース | 内定獲得150日間コース 内定獲得100日間コース 内定獲得50日間コース |
■増量適用期間 | 2023年11月23日(木)まで |
■特典適用条件 | 下記①~③の条件全てを満たした方 |
① 2023年11月23日までに特典対象コースのお申し込みをして頂くこと | |
② お申し込み時に下記特典コードをお知らせ頂くこと
※申し込みフォームの「ご連絡事項」欄で特典コードをお知らせください。尚、申し込み手続き完了後のご申告は特典対象となりませんのでご注意ください。 |
|
③ 2023年11月23日までにご利用料金のお支払いを完了して頂くこと | |
■増量分 | 内定獲得150日間コース : 摸擬面接 増量前15回 ⇒ 増量後 17回 添削 増量前12単位 ⇒ 増量後 13単位 |
内定獲得100日間コース : 摸擬面接 増量前 10回 ⇒ 増量後 12回 添削 増量前 8単位 ⇒ 増量後 9単位 |
|
内定獲得50日間コース : 摸擬面接 増量前 6回 ⇒ 増量後 7回 添削 増量前 5単位 ⇒ 増量後 6単位 |
|
■特典コード | 23N11SZC24 (お申込みフォーム「ご連絡事項欄」でお知らせください。) |
■備考 | コース受講開始日は任意にお選び頂けます。 例えば、割引期間中にお申し込み頂き、受講開始は来年の1月から等のご希望も承ります。尚、内定獲得コースのご利用開始日は、「初回カウンセリング」の実施日です。 |
早稲田大学法学部卒業。大手資格就職予備校にて法律科目およびESシート作成・面接指導専任講師として約13年勤務。大学でのセミナー実施多数。面接指導担当者の研修にも従事。民間企業で人事採用面接を7年間担当。面接が苦手な方にも寄り添う指導で対応力を引き上げます。