繁忙期の6月

ブログやポッドキャストの更新をかなり長い期間できておらず、また、サービスレビューのご依頼や寄せて頂いたレビュー公開も滞っています。サボっているという訳ではないのですが、なかなか手が回りません。

そこで今日はアリバイ的に更新しようと思います。内容が薄いのは許してください。

ポッドキャストをお聴き頂きありがとうございます

ポッドキャストをお聴き頂いている方のサービスご利用が昨年あたりから急に増えてきて、嬉し恥ずかしなのですが、いつも聴いてくださっている皆様に感謝申し上げます。

いつもチェックしているわけではないので詳細は把握していないのですが、SpotifyやApple Podcastのビジネスカテゴリーなどでランクインしていることもあるようで、急にアクセスが増えていることもあります。本当にありがたいことです。

ブログの記事はオーガニック検索でのアクセスが多いため、アクセス数の多い記事に偏りはありますが、Podcastは満遍なくお聴き頂いているようです。ながら聴きというか、流して聴いてくださっているのでしょうね。

繁忙期に突入

このようなありがたい状況だからこそ、なんとか合間を見て更新したいのですが、現在繁忙期真っ只中(言い訳です)。例年5月頃から繁忙期に突入し6月、7月とピークに向けて多数のご相談、添削・模擬面接ご利用が相次いできます。その後7月ほどではないものの、8月、9月と多くのご利用が続き、年末頃に一旦落ち着くまで、繁忙な時期が続きます。

忙しさに最も影響があるのは公務員試験です。近時の公務員試験はエントリーシートでかなり詳しい内容の記載を求められることも多く、後々まで使われる書類だといういうことを考えると、面接時のことなども意識しながらしっかりとした書類を作成しなければなりません。また、エントリーシート(「自己紹介書」とか「自己アピール文」とか呼び名は色々あります)自体が採点対象となっているような試験もあります。また、最近は複数の面接選考を課し、1次面接はかなり早い段階で実施する試験もあるため、既に多数の方が模擬面接を行っています。もちろん、模擬面接シーズンの本格化はもう少し先なのですが。

勿論、民間就職・転職の選考を受ける方も増えてくる時期ではあります。公務員試験とはピークが異なりますが、新卒・転職を合わせると、間断なくご利用が続きます。特に今年は転職市場が活況を呈しており、以前から転職を検討していた方にとっては良い機会かもしれません。もちろん、業界や対象企業の個別の状況を確認する必要はありますが、弊社へのお問い合わせの状況などから肌感覚で感じるところで言っても、昨年までに比べて活発化していることは確かです。

また、長期間のコース受講をしてくださっている方々は、既に何回も模擬面接を行ったり、過去の面接問答の反省などを受けた回答を検討したりと、実戦に向けた準備を万端にするように動いておられます。

チャンスを活かすために万全の対策を

書類の作成を万全にすることは難しくはない

いずれにしても、限られたチャンスを活かすためには、万全の対策をすべきだと思います。職務経歴書やエントリーシートの作成にあたっては、読み手にとって見やすく、端的に意図が伝わり、自分を有効に売り込む内容になるような工夫が必要です。また、本当にそのアピールで良いのか、ご自身の価値を本当にうまく表しているのかなど、応募ポジションとキャリアを照らし合わせて、きちんと狙いを定めていく必要もあります。人によっては面接問答集を作成して臨んだ方が良い場合もあります。

ただ、これらの書類作成はぶっつけ本番ではなく、いくらでも加筆修正しながら完成度を高めることが可能なものです。もちろん最も効果的なのは信頼できる第三者に添削を受けることで、弊社ももちろんそういう趣旨で添削サービスを行っています。書類作成の過程で、ご自身が何をアピールすべきなのか、どこが弱みになりそうなのかなどが明らかになる場合も多いものです。

型にはめるだけでは対策にならない

いずれにしても、これらは「定型的な対策」だけでは対応できないものです。応募企業や応募ポジション、受験自治体、機関などによって、求められている人材像は大きく異なります。ご自身が、この人材像にどのようにマッチしているのか、きちんと考えておく、あるいは戦略を立てておく必要があります。また、同じ応募先、同じポジションで選考を受けるとしても、人それぞれでアピールすべきポイントは異なります。一人ひとりの履歴や経験、あるいは性質などは異なるのですから当然なのですが、インターネットなどで拾ってきた情報で「型」にはめて考えるだけでは、没個性的なアピールになりかねません。また、ご自身の弱点になりそうなポイントについても把握した上で、どこまで正直に話すのか(基本的に誠実な対応の方が効果的であることが多いです)、どのようなリカバリー方法を伝えるのかなど、よく考えておかなければなりません。

実は話し方のチェックがかなり重要

また、話し方についてもチェック、修正が必要な人が多くおられます。単純な表情や声のトーンなどから、話の長短、回答の文章構成まで、人が評価する面接選考だからこそしっかりと対策しておく必要があります。実践的な練習を積み、他者からどのように見えるのかを十分理解しなければなりません。

たとえば、十分な情報が含まれている回答をしていたとしても、面接官が必要な情報をそこから引き出せるかどうかは別問題です。わかりにくい構成の回答だと面接官はあなたが伝えたいことを見逃す可能性もあります。AIが自動的にあなたの伝えたい主旨を把握し、整理して評価してくれるのであれば別でしょうが、現在のところ評価者は人間です。人間の情報の受け取り方というのは、材料が揃っていればきちんと組み立て直すことができるものではなく、提示する側がきちんと組み立てて手渡さなければなりません。

こういったことは、なかなか一人ではできません。信頼できる第三者のチェックを経て、改善点を理解し、実践的に修正を行っていく必要があります。

お早めにお問い合わせください

これまでのブログ記事やポッドキャストでお話していることと実質的に重複するような事柄を長々と書いてしましましたが、冒頭で予告した通り、アリバイ的な更新ですのでお許しください。

多くのお客様に対応していると、添削や模擬面接を利用するかどうかをギリギリまで悩んで、書類提出期限直前、面接本番直前にお問い合わせしてくださる方が比較的多いことに気づきます。直前でもなんでも、お客様のニーズに対応すべく最大限の努力をさせて頂いておりますが、繁忙期の真っ只中で、模擬面接の日時や添削納期などがあまりにタイトな時には、ご要望にきちんと応えられる確信が持てず、ご依頼をお断りする場合も稀にあります。

「もう少し早く相談して頂いていれば」と思うことはよくあることですので、少しでも必要性を感じたら、まずはご相談のご一報をください。ほんの少し動いて頂くだけで、物事が好転するということは良くあることです。

サービスご利用に関するご相談は、お気軽に下記のコンタクトページからお問い合わせください。

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