内定獲得コースのススメ

今日は少し宣伝的な内容です。昨年末からサービス開始した「内定獲得50日間コース・100日間コース」のご紹介です。

サービスをリリースして約1年が経過しましたが、多くの方にご利用頂き実績も出ています。50日間、100日間と継続して指導を受けて頂くものですので、ある程度じっくりと腰を据えて対策をしたい方、必ず結果を出したいという方に向いているコースです。

参照 : 内定獲得50日間コース・100日間コース

転職活動の悩みを本音ベースで相談できる

実際にご利用頂いている方は様々ですが、比較的多いのは転職活動でのご利用です。転職活動において自分を客観的に見ることは非常に重要ですが、なかなかそのような機会を得ることは難しいものです。在職中の転職活動だと周囲に知らせずに行っていることも多く、相談相手がいないこともあるでしょう。また既に離職している方の場合は、孤独な闘いになっている人もいると思います。多くの方は転職エージェントを利用し、フィードバックなども受けられると思うのですが、なかなか本音ベースでの会話になることも少なく、改善・修正が表面的になったり、具体的に何を変えれば良いのかわからないといったこともあるようです。

これに対し、内定獲得コースでは、初回カウンセリングで面談して、これまでの経緯や現状、悩みなどを細かくお聞きしますし、その後も対策を進める中で、様々なことをご相談します。時には、こちらから突っ込んだ質問をさせて頂き(模擬面接での質問ではなくカウンセリングとしての質問です)、本音、本心をおうかがいしてから、具体的な対策を検討するということもあります。こちらから一方的に対応策を提案するだけではなく、一緒に悩み考えながら、時にはマインドセットの転換を図るなど、小手先ではない対策を模索しています。

多数回の模擬面接と添削がセットになっていますが、たとえば模擬面接を「面談しての相談」に切り替えてご利用頂くことも可能です。普段はLINEでの会話でご相談することも多いのですが、じっくりと腰を据えて話したいという場合には有効なご利用方法で、ご利用者様からのご要望も多くあります。

新卒就活での利用も比較的多い

一番多いのは転職活動でのご利用ですが、新卒就活でのご利用も比較的多くあります。

複数の企業にエントリーするにあたって、企業ごとにエントリーシートの作成等でご利用を想定されている方が多い印象です。もちろん面接対策のご要望も多く、いわゆる「面接選考」以外にもOBとの面談などに向けてのご相談もあります。

新卒の方に多いのは、自分の何を「強み」としてアピールすれば良いのかわからない、という悩みです。何を強みだと考えるのかは非常に重要なポイントですが、実際にはこの点が曖昧な人が多いのが現実です。ご利用者様には、基本的に学部学科等の専攻内容、サークル活動、アルバイト経験、その他の社会的活動等についてはお聞きするのですが、それらの情報だけではわからないものも含め、ご相談過程でいくつもの「強み」を発見できることがほとんどです。アピールすべき自分の強みをある程度決めることができたら、次は表現方法です。

自分をどのような人材だと見てもらいたいのか、また本来の自分の持ち味を活かせる表現方法はどのようなものなのか、一人ひとりに合った表現方法を検討し、実践できるレベルにまで引き上げます。

当然、エントリー企業に応じた対策も必要で、その企業の事業内容や強み、今後の方向性や将来性、応募職種に応じた企業側の求める人材像等を調査検討し、各企業に応じた書類作成や面接対応を身に付けて頂きます。

公務員への転職で利用する方も

公務員試験対策で利用する方も一定数おられます。弊社のサービスは、公務員試験の面接対策での利用くださる方も比較的多いのですが、内定獲得コースをご利用頂く方は、比較的志望自治体が限られており、必勝を期している方が多い印象です。転職での公務員受験の方もよくご利用頂いています。

公務員試験の面接対策では、まず、志望する自治体(や機関)の実施している政策・事業への理解、客観的な資料に基づく課題の把握、ご自分が関心のある政策分野における施策への深い理解等が必要です(絶対にこれらが質問されるとは限りませんが、質問された場合に大きく差がつくものです)。これらについては、何を軸に調べていくべきなのか、インプットした知識をどのような質問への回答でどう使うのかなどのノウハウを身に付けて頂いています。

もちろん、パーソナリティに関する質問についても、一般的な組織の一員になるという観点だけでなく、公務に携わる人材として何を表現するべきなのかを考える必要があります。これも、本来のご自身とはかけ離れたキャラクターをでっち上げてもうまくいかないので、ご自身の本当の姿から出発して、評価される表現にアレンジしていく必要があります。

このようなことも、内定獲得コースであれば、受講中頻繁にご相談しながら内容を詰めていけるのが大きなメリットとなっています。

内部昇進試験など難易度の高い対策も

最近少しずつ増えてきたのが内部昇進試験対策です。比較的大きな企業では、管理職登用で面接やプレゼンテーションを課す会社が多々あります。

最近は内部昇進試験の対策を承ることが増えていますが、正直最初はあまり気が進みませんでした。なぜなら、この試験は企業によって全くやり方が異なり、評価基準も様々だからです。内部昇進試験の方法を公開している企業は少なく、また評価基準を広くオープンにしている会社はほぼありません。したがって、私がその情報を入手することは非常に困難なのです。さらに、既に在職して人事評価を受けている人が対象ですので、日々業務の詳細を知らなければ対策を行うのは困難です。また、それぞれその仕事のプロですが、私がすべての仕事に精通しているわけでもありません。

しかし、ご利用者様の協力があれば対策を行うことは可能です。選考の方法からはじまり、わかる場合は評価基準、選考を受けた経験がある場合はその時のフィードバック内容等をご教示頂くことで、対策の方向性が決まってきます。また、多くの管理職登用試験では、会社の経営戦略など大きな方針等と、ご本人が携わっている業務や所属する部門の関連性も重要になってきます。そこで、各会社の大きな方針に関しては文書に目を通し、理解した上で、それらを各ポジションに応じた形に落とし込み表現できるようにしていきます。

このような対策プロセスを経るためには、ご利用者様と講師の綿密なコミュニケーションが必要になりますので、内定獲得コースでコースに含まれる模擬面接を利用してご相談を進めていくのは効果的です。もちろん、プレゼンや面接のシミュレーションも行います。

(余談ですが、悩ましいのは、内部昇進試験の結果に対して、対策が寄与する部分と、日頃の人事考課が寄与している部分を判別できないことです。良い結果が出れば「対策の効果だ」と言うことは簡単ですが、冷静に考えればそう一概にも言えないというのが正直なところです。これは逆の結果の場合も言えることです。)

50日間・100日間以上の対策を続けることもできる

内定獲得50日間コース・100日間コースは、名前の通り、50日間・100日間のコースで、その期間中、既定の上限まで模擬面接・添削をご利用頂けます。含まれている回数・単位数が多いので、期間終了までに模擬面接・添削を上限までご利用しきるのは少し難しいかもしれません。それだけ余裕を持たせた設定にしているのです。

ただ、もっと長い期間、講師とのコミュニケーションや対策を維持していきたいと希望される方もいらっしゃいます。そのような場合は、1万円で30日間延長できますので安心です。また逆に、模擬面接や添削を上限まで使い切った場合には、優待価格で模擬面接・添削をご利用頂けます。

もちろん、ご利用期間の想定や、利用したい模擬面接・添削の回数の見込みが少ない場合は、模擬面接・添削を独立して申し込んで頂くのが良いでしょう。もし、どれくらいの対策をすれば良いのかについてもわからない、という場合は、お気軽にご相談ください。お一人お一人に合った対策方法、適切なサービスを選んで頂けるようアドバイスいたします。

 

今日は少し宣伝色の強い記事となりましたが、面接対策といっても様々なバリエーションがあり、それぞれに合ったカスタマイズした対策を行うことが大切だということが伝われば、と思います。

内定獲得50日間コース・100日間コース