面接対策の悩みと喜び

今日もご利用者様から合格の知らせが届きました。

この仕事をしていて一番嬉しいのが、合格・内定獲得のご連絡をいただく瞬間ですが、今回は喜びもひとしおでした。

明るさへと向かう道の写真Photo on Visualhunt.com

今回のご利用者様は約1年越しでご利用いただいていた方です。1年越しというのは正直お付き合いとしては長い方に入ります。

個人情報の関係で詳細は書きませんが、年齢が高いことなど難しい条件がある中で、何度もの機会に応募書類の添削や模擬面接など、お手伝いをさせていただきました。

当初は結果が出ず、ご本人もきっと悩まれたことだと思います。時には「本当にこの対策で良いのか」という疑問を感じたこともあったのではないかと思います。

採用試験というのは、「このラインを越えれば絶対に大丈夫」とは言えないものです。一定のレベル以上であれば必ず合格する資格試験などとは異なり、採用側の事情、応募者の数、他の応募者とのその時の競争レベルなど、固定されていない条件が多数あります。対策を行う側としては、その不確定な条件の中でも合格できる可能性が最も高い状態に仕上げて送り出そうとするのですが、それでも結果が出ないということはあります。

 

面接での手ごたえなどをヒアリングして、私自身、対策の内容を見直そうとした時期もありました。面接対策は、ご利用者様個々人の違いと、応募先の違いなどによって、最適解はそれぞれ異なります。「これで良いはず」と思っているものが結果に繋がらないことも現実にはあります。したがって、指導をする側としても「全く迷わない」ということは正直ありません。

ただ、何度も考え直しながらも「やはりそうだ」と思う点については、逃げずに対策を続けるしかありません。何度考え直しても「やはりそうだ」と感じる点については、絶対に改善していくしかありません。目指すものは同じでもそこに至る方法は人によって異なりますが、「目指すもの」自体は曲げずに求め続けるしかないのです。今回のご利用者様も、この「やはりそうだ」を実践していただけるようになるまで相当な努力をしていただいたと思います。

 

私自身、ここに至るまで様々な紆余曲折を経てきましたので、うまくいかないときの苦しさや不安は、(あくまでも自分なりにですが)手に取るようにわかります。そんな時にどんな精神状態になりがちなのか、その中でも何をしなければならないのかを考えながら、ご利用者様との信頼関係の中でお伝えしていく必要があります。

 

このご利用者様からは「信じてついてきて良かった」というお言葉をいただきました。本当に嬉しいお言葉です。

弊社の面接対策をご利用いただくのは、ご利用者様にとっては通過点に過ぎません。それでもその通過点に少しでもお役に立てることが、この仕事の最も喜びを得られる部分です。結果が出れば、もうご利用いただくことはありません。少し寂しい気持ちもしますが、もうご利用いただかなくても良いということこそが、本当に嬉しいことだと感じます。

こうやって、ご利用者様から喜びを分けていただきながら、今後もこの仕事に誠心誠意取り組みたいと思います。