面接指導ではご利用者との信頼関係が問われます

今日は、面接指導をさせていただく中で、ご利用者との関係について感じてることについて書こうと思います。

信頼の握手をしようとする写真

模擬面接を利用される方は多種多様です

新卒の方だけでなく、転職の方に向けて、しかも民間就職、公務員試験、特殊法人なども含めて面接指導をさせて頂いていると、様々なお客様に出会います。

年齢層は10代の方から50代の方まで幅広くいらっしゃいますし、履歴も様々です。多くの職務経歴を経ている方がいる一方、新卒の方以外でも職務経歴のない方もいらっしゃいます。

本音の部分で、ステップアップしたいと考えて転職活動をする方もいる一方、止むに止まれぬ理由があって転職活動をしている方もいます。夢の実現を目指して就職活動する方もいますが、今まで追いかけてきた夢を諦めて就職活動をされる方もいます。

また、日本国籍のある方だけでなく、外国籍の方の面接指導をさせていただくこともあります。英語での面接指導には対応していませんが、近時はダイバーシティも一定進んで、日本人と同じ採用枠で外国製の方を採用している企業も多くあります。

本当に人それぞれ事情が異なり、また、お客様それぞれのキャラクターも異なります。これらのお客様に合わせてアドバイスさせていただくのも私の仕事です。

初対面で模擬面接をすること

私はかつては長年いわゆる資格就職予備校に勤めていましたので、当時面接指導をさせていただくのはその予備校の受講生の方々です。互いに日常的に接している相手ですので、面接指導の際には既にある程度の信頼関係があります。また、受講生の抱えている背景などもある程度理解しています。

しかし、メンレンVでの面接指導は、こういった前提なしに模擬面接で初めて顔を合わせることになります。事前にメールやラインなどでご相談のやりとりをさせていただくこともあり、その場合はある程度の理解は進みますが、短期間ですのでやはり初めて接する相手だという感覚は否定できません。

初対面で模擬面接をすることのメリット

この初対面の相手という感覚は、模擬面接の緊張感という意味ではプラスになる場合もあります。なかには、「本番より模擬面接の方が緊張しましたよ」とおっしゃるお客さんもいます。別に圧迫的に面接官を演じているわけではないのですが、緊張感を感じて模擬面接をしていただくのは良いことだと思っています。

初対面でもご利用者の「本当の姿」を把握しようとします

ただ、面接指導をする立場からすると、模擬面接のプロセスの中で、ある程度のお客様の「本当の姿」を把握する必要があります。それはもちろん、模擬面接自体からも感じとることですが(それは本番の面接官も感じ取る可能性があります)、それ以外のやりとりの中でも出来るだけ把握しようと試みます。それは、面接の中では十分表現できていない「強み」や、逆に面接で隠しきれない「弱み」を把握することが指導に活かせるからです。

ですから、模擬面接実施中以外のご相談場面では、出来るだけ率直・正直にご自身のことを話して頂けるように心がけています。雑談のような会話の中から、その方の「強み」を発見することも多々あります。自分で自分を分析するというのは案外難しいことですが、多くの面接指導を経験してきた講師の目から見ると、その方の「強み」も「弱み」も会話をしていく中でだいたい掴むことができるのです。

ご利用者の「本当の姿」を伝えるということ

ここまでは、講師側が勝手にしていることなのですが、講師が把握したその方の「本当の姿」、隠されている「強み」や「弱み」をお伝えするには、ご利用者側のご協力も必要です。

もちろん、ただ「伝えた」という事実を残すだけであれば一方的にお話すれば良いのですが、面接対策に本当に活かしていただくにはご利用者側にこれらの指摘を受け取っていただく姿勢が必要なのです。もちろん、そのような姿勢を引き出すのも講師の仕事の一部ではあります。短時間のやり取りの中でも信頼していただけるようにすることが、講師の話を真剣に聞く耳を持っていただくためには必要です。

もちろん、人間には相性というものがありますので、少しお話しただけですぐに信頼していただけるような方もいらっしゃいます。また、サービスお申込みの時点である程度信頼していただいている場合もあり、その場合は率直にご自身のことを話してくださったり、他では話しにくいお話を積極的にぶつけてくださる方もいらっしゃいます。そのような場合は、非常にスムーズに私が発見したその方の「本当の姿」、「強み」、「弱み」を正面から受け止めてくださり、その後の改善に活かして頂くことが可能です。

しかし、中には模擬面接という「練習」の場であっても、特にご自身の「弱み」を悟られないように振る舞う方もいらっしゃいます。振る舞うだけであれば講師はその方の「弱み」を見つけられることがほとんどですが、それをお伝えすることが難しくなりがちです。こちらから言葉でお伝えしても、本当に「受け止めて」下さっているかどうかに不安を感じる場合もあるのです。

信頼関係こそが面接対策成功のカギとも言えます

多くのご利用者が、模擬面接終了後に「とても参考になりました」とか、「非常に勉強になりました」などとおっしゃってくださいます。それはとても嬉しくやり甲斐を感じることなのですが、その中身を考えて、「もう少し深く突っ込めなかったのか」とか、「もっと真剣に受け止めて頂く方法はなかったのか」などと思うこともなくはありません。

予備校時代とは違って、ご利用者とのやりとりは短時間になることが多いため、その短い時間の間に信頼をしていただき、こちらの指摘を真剣に受け止めて頂かなければならないので、「真剣勝負」としての度合いは現在の方が高いといえます。

「信頼」というのは簡単なものではありません。ホームページのレビューをお読みいただいたり、講師の履歴などを見て頂いて信頼を得るだけでなく、実際のやり取りの中で信頼していただけるように努力しなければなりません。

ただ、講師の力を最大限に引き出してご自分の役に立てるという観点からは、ご利用者の側もできるだけ率直に接して頂けるとありがたいと思います。何か装っているような感じだと、伝わりにくい中身もあるのです。

本当は、複数回にわたって面接指導をお任せいただければ良いのですが [注]  、単発でご利用される方も比較的多くいらっしゃいますので、1回1回が講師にとっては真剣勝負です。通り一遍ではない、本当に役に立つ面接対策をご提供するために、ご利用者の信頼を得られるよう、単に親切だというだけではなく、根拠が明確で納得感のある指導を精一杯ご提供しようと日々考えています。

[注]: 実際「面接に自信がないが、どうしても選考を通過したい」というお考えの下に、複数回の模擬面接をご利用いただく方も多くいらっしゃいます。5,6回の模擬面接と面接回答添削の組み合わせのご利用が最も多いのですが、継続的にやり取りさせていただくとお互いの信頼関係も高まり、面接対策の効率も良くなる傾向にあります。中には10回以上継続してご利用いただく場合もあり、その場合は長期にわたって就職活動や転職活動をサポートする「メンター」的な役割を講師が担い、最も効果的な指導となります。ただ、単発であっても、最大限の効果が出るように講師は頭をフル回転して対応しています。どれくらいの対策期間や回数が最適なのかは、個人差があるため一概には申し上げられません。ただ、特に面接に自信のない方は、早めにご相談いただき、複数回の模擬面接を受けて頂くことをおすすめいたします。

This is a post from メンレンV – テレビ電話で就活・公務員試験の模擬面接